当社では長年培ってきた技術と、県内最大級の大型焼付炉で諦めていた大型製品への美しい塗装を実現しています。
小物から大物、一点物の塗装、また焼付け塗料や仕上げ色についても、何でもご相談ください。
焼付塗装とは、焼付硬化型の塗料を塗布し、塗装皮膜に熱を加えて硬化させ定着させる塗装方法です。特徴とし熱を加えて焼付るため塗膜が硬く、密着性・耐光性・耐磨耗性にも優れた塗装方法で、主に装飾性と防錆性を高めるために施されます。
焼付塗料とは、高温の熱をかけることで硬化する塗料です。この塗料の種類によって焼付塗装の種類が分かれます。
焼付塗装は使用する塗料により、特殊な塗料(フッ素塗装、粉体塗装、耐熱塗装)を除けば2種類に分けることができます。
メラミン焼付塗装は、最も一般的に金属素材に使用される塗装で、約150℃以上の高温で20分程度熱を加え、乾燥させます。高温で焼きしめる為、塗装面は非常に硬くなるのが特徴です。コストが安く、耐水性・耐酸性があり金属素材全般に塗装が可能ですが、メラミン樹脂の特性上、紫外線に弱く、屋外では経年変化で色あせが生じる場合があります。
メラミン樹脂塗装はその特徴から、主に屋内で使用するものやOA機器の塗装に使用されています。
アクリル焼付は約180℃前後の熱で20分程度の乾燥を必要とし、乾燥後常温状態になった時点で最終性能の物性が期待できます。特徴としては耐候性・耐食性・耐汚染性・耐薬品性に優れ、紫外線による劣化・退色が生じにくい為、屋外使用にも耐えうる塗装と言えます。
コスト的には、メラミン塗装に比べ施工コスト・塗料共に高くなりますが、長持ちする特性のため長期的なコストは抑えられると言えるでしょう。
メラミン塗装に比べて高温で焼付る為、塗装の硬度も高く、密着性が高く剥がれにくく、傷もつきにくいですが、曲げたりした場合は塗装面に割れが生じる場合があります。
アクリル樹脂焼付塗装はその特徴から、家庭用電気機器から屋外機器や自動販売機などの機器の塗装に広く施されています。
塗装工程は「一級塗装技能士」の資格を持つ社員が、確かな技術と経験で行います。
大物塗装の下地処理は溶剤脱脂とプライマー処理で行っています。
「一級塗装技能士」とは
一級塗装技能士とは、厚生労働省が実施する技能検定に合格した者に与えられる資格です。